9月27日(日)福岡・春日市で開催された「第34回全国指導員学校・九州会場」に、九州・山口から1000名を超える参加がありました。鹿児島からは、約40名の参加でした。
初めて参加の指導員2名の感想文です。
指導員学校に参加して
今回、私は初めて指導員学校に参加しました。
全体講義は「子どもの生きづらさと自己肯定感」という演題でした。
その中で心に残ったのは「今のままの自分でいいんだよ。」という自己肯定の言葉でした。学校とも家庭とも違う学童という中で見せる子どもたちの姿を「よしよし。」という容認の心で受けとめることの大切さを感じました。
午後からは、工作の講座を受講しました。「割れないしゃぼん玉」と「ピンポンシューティング」を作りました。しゃぼん玉を見た子どもたちはくるくる回しながら「作りたい」と大喜びだったので、ぜひ一緒に作って見たいと思っています。
また、指導員が抱えている問題点や悩み等を出し合う時間もあり、とても参考になりました。と同時に、皆同じよう悩みを感じながら毎日子どもたちと向き合っているんだなと思いました。
私自身、この仕事を始めてまだ1年生で頭の中はしょっちゅう「これでいいのだろうか」と?マークが点滅しています。今回の研修会に参加してみて、一歩離れたところから自分の仕事を見つめ直すことができました。今年は何も分からないままの参加でしたが、次回は自分なりに何か課題を持って研修に参加できたらいいなと思っています。
指導員学校に参加して〜学ぶべき事の多いことを痛感〜
今年、桜の咲く春から「学童」という空間に入れてもらえた私は、日々初めて経験することの連続です。今回の参加はもちろん、「指導員学校」の存在も知りませんでした。
全体会では、講師の内容濃い講義に心うたれました。学童という家と学校の間にありながら、家でもなく学校でもない「場」において、子どもたちが見せてくれる「わたし」「ぼく」の姿があります。それを評価する目で見てしまうことが多く、反省しきりです。7ヵ月間かかわってきたことで、子どもたちが背負っている生活背景を知り、かかえている「地雷」の重さを感じつつあります。
講師が最後に話したこと…あの赤ちゃんのウンチを「ヨシヨシよくやった。」と言える親の心で『それでいいんだよという許しのヨシヨシ』をしてあげられる指導員にならねばと思っています。
午後の講座内容で草笛名人の矢野先生の元気ハツラツ、笑顔輝くことから、パワーをもらえとてもうれしくなりました。
「子どもを知るためには、子どもになる。子どもの頃の自分だったらと考えて――。」と参加者も笑顔でゲーム、フォークダンス、草笛練習を楽しみました。時間が短く感じられました。
一つでも多く「いいんだよ。あなたがいてうれしいよ。」と言える材料を見いだすためにも、「あそび」をもっと研修すべきだと思います。私自身「自己肯定感」を持ち生きることを努めようと思える充実感を味わえる一日でした。
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