鹿児島県児童クラブ連絡協議会結成5周年 記念講演会&第3回かごしま「学童保育」シンポジウム

○ と き  2011年6月19日(日)13:00(開演)〜16:00
○ ところ  「アーバンポートホテル 鹿児島」
          (鹿児島市小川町15−1 TEL 099-239-4111(代表))
  主 催  鹿児島県児童クラブ連絡協議会
  後 援  鹿児島県 鹿屋市 霧島市 伊佐市 阿久根市 南日本新聞社
2007年6月に結成してから5年目を迎えた県連総会は、6月19日、鹿児島市の「アーバンポートホテル鹿児島」にて、加盟25クラブ69名の参加のもと開催しました。
 北薩と南薩地区に地域連協作ることを今年度の重点課題として決定しました。


 日 程
  ◆第5回鹿児島県児童クラブ連絡協議会総会       10:30〜12:00
  ◆5周年記念講演会                       13:00〜15:00
  ◆第3回『かごしまの学童ほいく』シンポジウム       15:00〜16:00
  ◆『かごしまの学童ほいく』発刊記念レセプション      16:30〜18:00


             
■5周年記念講演会 
  村山士郎先生〜聞いてよ!こころのつぶやきと叫び〜
 記念講演会は、県内の40クラブ、4行政、10名の県市議を含む130名の参加がありました。
 村山先生の講演では、「ことばの豊かさ」が生活の中で直接・間接体験において無限の広がりを持つこと。学童保育では現実の子どもから出発し、あるがママの姿を受けとめることの必要性と「できるできない」、他者の評価をおそれて子どもが本音を出せない状況からときはなてる場所であること、などユーモアを交えての講演にみんな聴き入っていました。
■ブックレット発刊 第3回学童保育シンポジウム
 6月19日発行の鹿児島県学童白書『かごしまの学童ほいく』(ブックレット)から見えてくる課題と題して、ブックレット編集にたずさわった編集委員をパネラーに開催しました。
 県内の学童の現状と子ども、保護者、指導員の思いがこもったブックレットです。細かいデータが網羅されています。
 まだ不足している鹿児島の学童保育の実態も明らかになりました。


●川野恭司さん(鹿児島子ども研究センター)
 指導員の身分の不安定さ、社会的な貧困が進んでいる。
 縦割り行政の壁、行政と学校との連携の必要性を提起。


●小牧利明さん(黒木わいわいクラブ)
 過疎対策として、父親が先頭に立ち児童クラブを立ち上げ、その資金づくりに子どもたちと一緒にサツマイモを植え焼酎を作った。

●田間美沙緒さん(青葉児童クラブ指導員)
 指導員の仕事がまだ分かってもらえていない。自立した職業として捉えられていない現状…でもやりがいのある仕事だ!!
 
 シンポジウム後にブックレット発刊を記念してのレセプションではブックレット編集時のエピソードが語られました。
 記念講演会&シンポジウムパンフ(PDF)
 参加者 アンケート(PDF)
 記念企画 講演会&シンポ、レセプション ふぉと
 第5回鹿児島県児童クラブ連絡協議会総会議案(PDF)