1.レクレーション指導法 〜よき指導者となるために〜

  《レク指導の三かく》  @ プログラムをかく ――――――→ 計   画
                  A 汗と恥をかく ――――――――→ 実   践
                  B 頭をかく   ―――――――――→ 反省・記録
T ゲーム指導の基本的な考え方(ゲームの展開法)
  1 雰囲気づくり ‥‥‥‥‥‥‥ 導入段階
  2 内容を伝えて実施する ‥‥‥ 展開段階
  3 ゲームのまとめと評価 ‥‥‥ 整理段階
    の3段階をふまえて考える。
 《レク指導の実際》
    @ する前に  イ どんな条件か(年齢・性別・人数・目的・会場・時間 etc.)
               ロ どんなプログラムにするか(内容・流れ・山場)
               ハ どんな準備をするか(用具・会場・役割分担)   
A する時に  イ ふんいきづくり(自ら明るく、ユーモアを持って)
          ロ 説明は簡潔に(はっきりと要領よく、複雑なものは実際見本を示して)
           ハ 隊形づくりとリーダーの位置(ゲームの流れの中ですばやく隊形づくりを)
           ニ 一人ひとりを大切に(心を傷つけないように)
           ホ 規則と協調を大切に(公平さとチームの協力度に関心を)
           ヘ 潮時がかんじん(余韻を残して)
B した後に  イ 反省・評価・記録を(しんしな態度で反省を)
          ロ
 研究を(変化・応用・発展 etc.…創意工夫して)

レクレーションは人間交流 (楽しさの共有)
T ゲーム指導の基本的な考え方(ゲームの展開法)
  1 雰囲気づくり ‥‥‥‥‥‥‥ 導入段階
  2 内容を伝えて実施する ‥‥‥ 展開段階
  3 ゲームのまとめと評価 ‥‥‥ 整理段階
    の3段階をふまえて考える。
@ 導入のゲーム:まだゲームをやろうという気分になっていないとき、雰囲気をやわらげるゲーム。
A 静かなゲーム:ゲームをやってみようという気分になってきたときにやる動きの少ないゲーム。
B 動きの大きなゲーム:雰囲気が最高潮となり、恥も外聞もすてて大騒ぎするゲーム。
C はしゃいだ気分をじょじょに静めて余韻を残してゲームを終わるための整理体操のようなゲーム。
 ゲームは時と場と対象を考慮に入れなければならないので、必ずしも順序で行うとは限りませんが、要は最も効果的なゲームの流れを考えてプログラムをつくることが大切です。
ゲーム指導 5つの心得
 1 “リーダーは参加者の顔を見て”
    目と目を合わせて、にっこり笑う……説得力を持ちます。

 2 “輪の中心に立つよりも、輪の一点に立ち説明することが望ましい”
    中心での説明は背後の人に表情が見えないから。
 3 “ルールの説明は、言葉に頼らず模範を示そう”
    百聞は一見にしかず……理解力アップ。
 4 “言葉は明瞭に、明るく、元気に、歯切れよく”
    声の大きさによるイメージを大切に。
 5 “服装は清潔感ある身だしなみに、心がけよう”
    髪、襟、チャック、シャツ、靴、などきちんと整えスッキリと。
U 指導の工夫  〜ワンポイントアドバイス〜
@ 指導の目的をはっきりさせる      A 分かりやすい言葉を使う
B 誰もが同じ共通理解をしている     C みんなが動く
D お客さんをつくらない           E 名前を呼び、声を掛け合う
F 下手な見本もしてみせる          G 自分の技量に問いかける
H 指導者の立つ位置、動きに気をつける
V 今 指導者に求められているもの
   ■好ましくない指導者の具体例
    @ 自分の経験やカンで指導する人     A 科学的に指導ができない人
     B まわりの状況が読めない人        C 自分は偉いと思っている人
     D 自分が頼りにされていると思っている人
W これからの指導者
   @ 聞き上手になる    A地域の住民と接触する    B 話すことに興味を持つ
    C 指導記録、活動記録を残す    D 研修会、講習会などに積極的に参加する

 TROPS(トロプス) この妙な言葉の意味、おわかりですか、ちょっと頭をひねってください。そうです。SPORT(スポーツ)をひっくり返した言葉です。
 スポーツというと、得手、不得手がありますが、トロプスはSPORTをひっくり返した言葉ですから、その意味は「いつでも、どこでも、誰とでも、という遊びの世界」を指しています。
 遊びを通じて、自分のまわりに気づき、行動し(創造し)、わかちあうことをTROPSは、願っています。
 今、子どもの群れがあるのは学校です。学校という集団(群れ)の中から、TROPSで遊びの震源地となり、地域へ、そして、仲間たちに発進しよう。


   異年齢の群れ遊びを大切に

楽しさの素は、 1,ルールはかんたん
          2,道具はあまり使わない
          3,年齢に関係なく
と考えると、ジャンケンが一番おもしろい!!
ジャンケンに 何か(£)をプラスして遊ぶ、式にすると
      ジャンケン+£=楽しさ ∞ です。
 本日の材料は、「新聞紙、広告紙」です。
新聞紙を使った遊びのいろいろ
   遊び 1(JPEG. PDF.  遊び 2(JPEG. PDF.)   遊び 3(JPEG. PDF.
今、忘れかけている地域の遊び(伝統遊び)、時の流れの遊び、などなど
子どもたちと一緒に 楽しみ、発掘し、創造していきましょう。
ムカシノアソビ(伝統遊び)、ゲーム、ニュースポーツはもちろん、
ウォークラリー、ネイチャーゲーム、キャンプ、オリエンテーション等の野外活動についても、ともに考えていきましょう!!