と き 2007(平成19)年2月4日(日)
ところ 霧島市国分シビックセンター3F大会議室
(霧島市国分中央3-45-1)
日 程 10:00〜10:30 あいさつ:前田終止霧島市長
10:30〜11:15 結成総会
開会あいさつ
経過の報告
霧島市児童クラブ連絡会規約
役員選出、あいさつ
その他
11:15〜11:45 各児童クラブから報告発足総会議案書 PDF.ファイル
発足総会の新聞記事(07.2.9「南日本新聞」)
結成総会にあたって
学童保育が1998年4月に法制化されて9年目を迎えて急激に増えていきています。全国学童保育連絡会が2006年5月1日現在での箇所数調査によると、学童保育数は15,858か所(昨年比549か所増)、入所児童は68万人で3年前と比べて15万人増となっています。3割以上の小学校区にはまだ設置されていない現実がある一方で、入所児童数の伸びに学童保育少数の伸びが追いつかず、大規模な学童保育が激増しています。
霧島市管内においては、運営形態や設立課程から実にさまざまな形で行われており、各地域で努力や工夫を重ねて、よりよい学童保育を目指して運営が進められてきています。
昨年7月17日開催した鹿児島県と霧島市の担当者を交えての霧島市児童クラブ交流会では、管内の児童クラブから9クラブ35名の参加をいただき、限られた時間ではありましたが、行政の子育て支援の取り組みや各児童クラブの現状と悩みなど交流することができました。また、連絡会ができることで、そこから行政への要望や働きかけがあれば、行政としても事業(施設整備や事業費等予算獲得)が進めやすいとの意見が出されました。
学童保育を巡る状況では、新たに放課後の子どもの居場所づくりとして「放課後子どもプラン」事業が創設され、来年度での事業計画が進められようとしてきています。この間、10月24日には鹿児島県の担当部局(子ども課と教育委員会社会教育課)、11月8日には霧島市長へ、来年度予算編成と放課後子どもプランづくりにあたり、学童保育の必要性と課題(足りない、待機児、大規模化、劣悪な施設と指導員の働く条件、設置・運営基準なし、少ない補助金など)の認識にたち、施策の拡充を図る方向で進めて頂きますようの申し入れを行ってきています。
12月21日には、厚生労働省の来年度予算案が発表されました。学童保育の補助金は「放課後児童クラブ(放課後児童健全育成事業)の必要な全小学校区、への設置促進」するために、総額158億4900万円となりました(前年比46億6000万円増)。
「放課後子どもプラン」による「放課後子ども教室推進事業」の推進は、安倍首相がつくった教育再生会議が打ち出した重要施策として位置づけられましたが、概算要求額は大きく削られ、2006年度の「地域子ども教室推進事業(総額66億円)に近い金額となっています。
厚生労働省は、2007年度中に学童保育を2万か所にいっきに増やす予算をつけました。市町村と都道府県が、それに応えて学童保育を増やすための予算化をしなければ2万か所は実現しません。大規模学童保育の分離・分割も含めて必要とする子どもたちが学童保育に入所でき、安全・安心な生活を送れるように私たちの自治体に対する運動を強めていく必要があります。
育成環境課からも「市町村や都道府県が予算をつけてくれなければ2万か所は達成しない。我々もピーアールしていくが、ぜひ皆さんにも力を貸してほしい」と要望されました。早急に、自治体に予算案を知らせ、大規模の分離・分割も含めた設置数の大幅増が実現できる来年度予算を要望していくことが求められます。
自治体によっては、正確な情報が伝わっていないところもあります。誤った新聞報道により、自治体関係者などが誤解したままに来年度の施策づくりや予算編成をしないよう、正しい情報を早く伝えていくことが必要です。そのためにも、霧島市管内の児童クラブの連絡会をつくることが必要です。
昨年11月26日に開催した霧島市児童クラブ連絡会結成会設立準備会結成を受けて、「霧島市児童クラブ連絡会(仮称)」の発足会を本日開催する運びとなりました。
霧島市児童クラブ連絡会規約
「名 称」
第1条 この会は、「霧島市児童クラブ連絡会」といい、事務所を霧島市内におきます。
「目 的」
第2条 この会は、児童クラブの指導員および保護者、関係者、専門家間の連絡を密にして、学童保育の啓発及び発展を積極的にはかり、保育内容の研究、施設の拡充などの運動を推進する母体となります。
「事 業」
第3条 1,管内の児童クラブ・学童保育の実情を調査し、統一した要求を行政に求めます。
2,児童クラブ・学童保育の運営に関する「通信」を発行し、情報と資料を提供します。
3,指導員、保護者のための研修・研究会を開きます。
4,児童クラブ・学童保育づくりの指導と援助を行ないます。
5,保護者、指導員、子どもたちとの交流と親睦をはかります。
6,児童クラブ・学童保育所の施設や子どもたちの保育条件の改善、指導員の労働条件の改善に努力します。また、そのための実態調査なども行ないます。
7,学者、専門家等の協力も得ながら学童保育のあるべき姿をたえず探求し、よりよき制度化を推進します。
8,その他、必要な事業を行ないます。
「会 員」
第4条 この会は、目的に賛同する児童クラブ・学童保育所、及び個人で構成します。
「財 政」
第5条 この会の財政は、会費、及び寄付金でまかないます。
1,児童クラブ・学童保育所は年額5,000円とします。
2,個人会員は年額2,000円とします。
3,この会の会計年度は、4月1日より翌年3月31日とします。
「役 員」
第6条 この会に次の役員をおきます。
1,会長1名 副会長若干名 事務局若干名 各ブロック長 会計2名 会計監査2名
2,任期は1年としますが、事情によって留任はさまたげません。
「会 議」
第7条 この会に次の機関をおきます。
1,総会=各参加団体代表(運営委員会・保護者会・指導員)、個人加盟者で構成します。会議は年1回開き、会長が召集します。予算案と活動方針、役員の選任を行ないます。
2,ブロック会議=ブロック長が召集し、学期ごとに開催します。
@国分隼人福山ブロック A溝辺横川ブロック B牧園霧島ブロック
1, 運営委員会=連絡会の執行機関であり、総会とブロック会議に責任を負います。会長・事務局(事務局長・局員・会計)及びブロック長で構成し、会長が召集して開きます。
2, 事務局会=会長・事務局(事務局長・局員・会計)で構成し、会の運営にあたります。
「附 則」
この規約は、2007年2月4日から施行します。
霧島市児童クラブ連絡会 旅費規規程
第1条 連絡会の役員並びに事務局が機関の決定に基づき、行動する場合の行動費、旅費は、この規定による。
第2条 旅費の種類は、交通費、日当、及び宿泊費とする。
2.県外出張の旅費、日当は予算執行の実情を考慮し、運営委員会で決定する。
第3条 日当、及び旅費は、次の通りとする。
@日 当 県内1,500円 県外2,000円
A宿泊費 県内8,000円(実費) 県外9,000円(実費)
2.県外行動費は、1日3,000円とする。
第4条 事務局が機関の決定に基づく業務を執行したときは、次の通り行動費を支払う。
@文書作成費(要望書及び通信) 文書料 2,500円/1回
A交通費 実費 日当 1,500円
第5条 役員及び事務局以外の者で、運営委員会の議を経て会長が必要と認めたものについては、原則としてこの規程による旅費を支払う。
第6条 この規程に定めのない事項が生じた場合は、運営員会で決定する。
第7条 この規程の改廃は、総会で議決する。
附 則 この規程は、2007年2月4日から実施する。
役員選出について
役 員 | 氏 名 | 所 属 | 連絡先 |
会 長 | 加来 宗暁 | 高陵寺保育園児童クラブ | 59−2232 |
副 会 長 | 上村 斉子 | とみくま児童クラブ | 43−8513 |
中村 信男 | わんぱくランド | 78−2886 | |
事 務 局 | 続 博治 | 宮内児童クラブ | 43−8135 |
諸留 清子 | 宮内児童クラブ | 43−8135 | |
田間美沙緒 | 青葉児童クラブ | 45−7800 | |
ブロック長 | 加来 宗暁 | 高陵寺保育園児童クラブ | |
上村 斉子 | とみくま児童クラブ | ||
中村 信男 | わんぱくランド | ||
会 計 | 田間美沙緒 | 青葉児童クラブ | |
会計監査 | 和田 里美 | 牧園にこにこ学童クラブ | 76−1364 |
井上裕美子 | 至宝学童クラブ | 73−2371 |
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