各 県連加盟児童クラブ(学童保育所)代表者 様         2011(平成23)年520

 

鹿児島県児童クラブ連絡協議会      

会 長  加 来 宗 暁    

(高陵寺学童クラブ) 

                                 事務局/青葉児童クラブ 霧島市国分重久2105-1

TEL/FAX 0995−45−7800

 

鹿児島県児童クラブ連絡協議会結成5周年記念 第5回総会、

記念講演会・第3回かごしま「学童保育」シンポジウム

&『かごしまの学童ほいく』」発刊記念レセプション開催のご案内

 

初夏を思わせる候となりました。

日頃より社会福祉事業である学童保育の運営・経営・発展にご奮闘されていることに対しまして、ご同慶の念に堪えないところでございます。

いま、働きながら子育てする家庭にとりましては、“学童保育”は欠かすことのできないものとなっています。仕事と子育ての両立支援、子どもの安心・安全の保障等の健全育成の観点から、多機能を果たす施設として、必要不可欠なものとなっています。

政府は、2010年に「子ども・子育てビジョン」を策定し、「5年後に利用児童を30万人増やす」ために、“放課後児童クラブガイドライン”を踏まえて、質の向上を図るとの目標を決めました。

それを受けて、衆議院予算委員会は、「指導員の専門性や指導員の確保は急務」との認識を示し、これまでにも増しての補助金の増大を図り、増額いたしました。

しかし、1997年に児童福祉法に位置づけしたものの、12年経った今も、根元的姿勢である「学童保育による児童の健全育成は“公的責任”に依らなければならない」が実際は「利用促進の努力義務」と曖昧なままにとどまっており、ガイドラインは示したものの、設置・運営基準も決めないままに、現場の努力に頼るという始末であります。

児童の健全育成の中核を担う『学童保育』の条件整備は、なかなかされていないとう現実があります。

学童保育の充実を図るということは、仕事と子育ての両立支援のみならず、少子化対策はもとより、国の将来に関わる大変重要な課題であることは、真剣にとりくんでいる者ならば、だれでも分かることであります。

 

本県におきましても、2010年5月1日現在の調査で、37市町村で315(昨年比24増)の学童保育が運営されてきております。

が、運営形態や設置場所・実施内容等々は設立の経緯や環境条件等により様々なので、情報交換や協働研究をしたり、指導員の育成を図ったりを、行政と一体となって前進させようと『鹿児島県児童クラブ連絡協議会』を結成して5年を迎えます。

現実、なかなか進展をみるにはほど遠いものを感じたりもしていますが、国の将来に目を落としたときに、更なる前進をめざして一歩でも二歩でも成果を得るために努力をするきっかけにしようという意味で、鹿児島の学童白書にあたる『かごしまの学童ほいく』(ブックレット)を発刊いたしました。

そこで、5周年記念の記念講演会と「学童保育」シンポジウムを公開し、併せて、学童保育の充実を願ってともに歩んできた者を中心とした記念祝賀会(レセプション:会費制立食パーティー)等を下記のごとく計画いたしました。

本県学童保育の更なる進展に寄与できればとの切なる想いと希望をもっての企画であります。

 出費ご多端ななか、またご多用な中かとは存じますが、是非ともご出会ご参加いただきたく、ご案内いたしたところでございます。別添用紙にて、参加申し込みをしていただきますよう、よろしくお願い申し上げる次第であります。                              敬具

 記

 

一、日  程   2011(平成23)年6月19日(日)

 (1)第5回鹿児島県児童クラブ連絡協議会総会       10:00(受付)10:3012:00

 (2)5周年記念講演会                  13:0015:00

 (3)第3回『かごしまの学童ほいく』シンポジウム     15:0016:00

 (4)『かごしまの学童ほいく』発刊記念レセプション     16:3018:00

 

二、会  場   「アーバンポートホテル 鹿児島」

(鹿児島市小川町15−1 TEL 099-239-4111(代表))

※駐車場完備 480台収容(アーバンポートパーキング)

●アクセス

JR鹿児島中央駅から車で10

JR鹿児島駅から徒歩4

市電「水族館口」電停より徒歩1

 

三、内  容

(1)鹿児島県児童クラブ連絡協議会結成5周年記念講演会

演  題  「今日の子育てと学童保育の役割(仮題)

〜豊かなことば育ちが心と学力の基礎(もと)〜」

学童保育は、働きながら子育てをする家庭にとって必要不可欠です。今日の世相の実態を直視し、本来あるべき児童の健全育成を求めようとするものです。

 

講  師  村 山 士 郎さん(大東文化大学教授)

●プロフィール 

1944年山形県生まれ。1977年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了現所教育学博士、大東文化大学教授、日本作文の会副委員長。主な編著書『現代の子どもと生活綴り方実践』(新読書社、2007年)『いじめ自殺・こどもたちの叫び』(共著、大月書店、2007年)『事件に走った少女たち』(新日本新書、2005年)『子どもと読みたい100の児童詩』(大月書店、2003年)『希望としての学力』(桐書房、2003年)『なぜ「よい子」が爆発するか』(大月書店、2000年)『衰退する子どもの人間力』(共著、大月書店、2000年)『子どもの攻撃性にひそむメッセージ』(柏書房、1999年)『いじめの世界が見えてきた』(大月書店、1996年)『子どもの心の叫びを聞け』(学陽書房、1994年)『聞いてよ!こころのつぶやきと叫び』(本の泉社、2009年)ほか多数。

 

(2)第3回かごしま「学童保育」シンポジウム−『かごしまの学童ほいく』から見えてくる課題

〜すべての子どもたちにいきいきとした放課後を!〜

 

四、参加費  ・記念講演会&シンポジウム 1人 500円(5周年記念講演会にかかる経費等です。)

        ・記念レセプション     1人 2,500円

ブックレット『かごしまの学童ほいく』A580P 参加者には贈呈)

 

五、参加申し込み  6月10日までに出席の有無(保護者・指導員・設置者)を別紙にご記入の上、FAXにてご回答ください。

 

 ※今回の行事は、 8回九州ろうきんNPO助成金事業の一環としての開催でもあります。 以 上
鹿児島県児童クラブ連絡協議会結成5周年 県連第5回総会

記念講演会・第3回かごしま「学童保育」シンポジウム

&記念レセプション 参加申込み書

 

児童クラブ名

 

住 所:

TEL:            FAX:

第5回総会出席者名

 

5周年記念講演会

出席者名

(保護者・指導員・設置者等も)

     お 名 前

  お 立 場

 

 

 

 

 

 

 

 

シンポジウムへの

出席

有   ・    無

   (    名)

レセプションへの

出席

有   ・    無

  (    名)

メッセージ等

 

 

■問い合わせ先 鹿児島県児童クラブ連絡協議会

        〒899-4301 霧島市国分重久2105-1 青葉児童クラブ

TELFAX 0995−45−7800

 担当・田間美沙緒/続 博治(携帯:090−3016−0127)

 
テキスト ボックス: 主 催  鹿児島県児童クラブ連絡協議会
後援依頼を県内の各自治体(鹿児島県・鹿屋市・霧島市・薩摩川内市・伊佐市・鹿児島市など)とマスコミ(南日本新聞社)に申請しています。